夢中になれる、自分らしい趣味の見つけ方

「何か新しいことを始めてみたいけれど、何がしたいかわからない」
「趣味を見つけても、いつも三日坊主で終わってしまう」
毎日を忙しく過ごしていると、自分の「好き」という感覚が、いつの間にか後回しになってしまうことがありますよね。ですが、夢中になれる趣味・活動があるとQOLが上がり、自己肯定感も高まります。
夢中になれるものを見つけるのに、特別な才能や気合いは必要ありません。
今回は、大人の人生を豊かに彩る「一生モノの趣味」を見つけるポイントをご紹介します。
夢中になれる趣味があるとうれしいこと

夢中になれる活動を持つことは、科学的にもメンタルケアの面でも多くのメリットがあることがわかっています。
<趣味を持つメリット>
- ストレス解消とリラックス効果:没頭することで脳が目の前のことに集中し、日常の不安やストレスからも解放されます。役割や肩書きを脱ぎ捨て、「ただのわたし」に戻る聖域を持つことができます。
- 自己肯定感の向上:小さな「できた」を積み重ねることで、自信が育ちます。
- 日常の生産性アップ:趣味で脳をリフレッシュさせることで、仕事や家事への集中力が高まります。メリハリを持って生活することができます。
- 感性が磨かれる:趣味にもよりますが、自分の「好き」を追求する過程で日常の繊細な美しさや喜びに敏感になります。
夢中になれる趣味があると幸福度UP!ですね!
夢中になれる趣味の見つけ方5選
早速、夢中になれる趣味の見つけ方を5つご紹介します。
- 内側から「好き」と思えるもの
- 継続できそうなもの
- 趣味が欲しい目的を達成できるもの
だと、長く追求することができます。ぜひ、日常の相棒となる趣味探しを楽しんでください。
子供の頃の夢を思い出す

子供の頃の夢は、現実性を考えず内から素直に出てきたものだったはず。
そこには、
- 興味・好奇心の源泉
- 好きなこと
- 得意な要素
- 嬉しい・楽しいと感じた瞬間
が隠れていることが多いです。
当時の趣味を思い出して、今でもときめくものがあれば趣味として始めてみると夢中になれるかもしれません。また、当時の趣味そのままでなくても、そこから着想を経て近しい趣味を見つけてやってみるのもおすすめです。
例えば、「絵本作家になりたい」と思っていたのであれば、絵本を作ってみたり、イラストを描いてみたり。
「ケーキ屋さんになりたい」という夢があったのならば、お菓子作りをはじめてみたり…♪
ピンタレストやインスタの「好き」を大事にする

ピンタレスト(Pinterest)やInstagramでは、画像で直感的な「好き」に触れることができます。
胸が高鳴る画像を保存してみて、その共通点・傾向を見つけてみてください。
ポイントは「直感的に」というところ。
好きに理由はいらないので、気分が上がるものには趣味のヒントが隠れているはずです。
私は、Pinterestでヴィンテージ感のあるデザインや織り物の画像がよく目に止まっていました。そこで「キリム」という存在に出会い、織り機を購入して、雑貨作りを楽しんでいるところです。
好きなものを「自分で創ってみる」

好きで買っているもの・コレクションしているものはありませんか?
現代はプロが作ったものを何でも買うことができますが、自分で作ってみるという発想はどうでしょうか。
もちろん、買ってしまった方が効率的です。ですが、豊かさとは「無駄なこと」にこそ感じられるものです。買えば消費して終わりですが、自分で作れば作る過程が楽しいだけでなく、世界で一つだけの自分好みのものを手に入れることができます。
ファッションが好きな方であれば、服を自分で仕立ててみる。膨大な生地の中から自分好みの布を見つけ、自分好みの型で服をつくることができたら最高だと思いませんか。
趣味がカフェ巡りの方は、料理を趣味にすれば、カフェ巡りの目的が「消費」から「料理の研究」に変わるかもしれませんね!
図書館でときめく本を見つける

ネット検索では「自分の興味に関連したもの」しか出てきませんが、図書館は「予期せぬ出会い」の宝庫です。
図書館の棚を、目的を持たずゆっくりと歩いてみてください。
タイトル、表紙のデザイン、ふと目に飛び込んできた写真…。何千・何万とある本の中から、なぜか目が離せなく一冊があるはずです。
「今の自分には難しそう」「これを知って何になるんだろう」という思考は、一旦脇に置いて。ただ「なんだか気になる」という直感だけを信じて、その本を手にとってみてください。その「理由のないときめき」の中に、あなたの本当に夢中になれる活動の種が隠れています。
お金を気にせずに興味が湧いた本を読めるところもメリット。
損をすることはないので、思いのままに本を借りて読んでみましょう。
「どんな人でありたいか」という在り方から逆算する

「何をすればいいか」という「Doing(すること)」から趣味を探すと、どうしてもスキルや効率、損得勘定が頭をよぎってしまいます。そんな時は、視点を変えて「どんな自分でありたいか(Being)」という理想の姿から考えてみましょう。
どんな風に毎日を過ごせたら幸せか、自分に問いかけてみてください。
- 毎日を穏やかに、静かに過ごす人でいたい
- 自分の手で、何かを生み出せる人でいたい
- 知らない世界に飛び込み、常に瑞々しい感情を持つ人でいたい
もし「穏やかな人でいたい」のであれば、静かにお茶を淹れる時間や、お花を生ける習慣が、最高の趣味になるかもしれません。「表現する人でいたい」のであれば、日記を書くことや一枚の絵を描くことなどが、あなたを輝かせる活動になります。
趣味は単なる暇つぶしではありません。「なりたい自分」を今この瞬間から叶えはじめることのできるものなのです。
三日坊主で終わらない!「一生モノの趣味」を見極めるチェックポイント

「新しいことをはいめても、いつも三日坊主で終わってしまう」と悩んでいませんか?
実は、継続できるかどうかは根性の問題ではなく、最初の「選び方」にヒミツがあります。
せっかく見つけた「好き」の種を一時的なブームで終わらせないために。
これから長く寄り添える「一生モノの趣味」になるかどうか、3つの視点でセルフチェックしてみましょう。
正解やゴールがなく、ずっと「追求」していけるか
趣味を継続するコツは、簡単に底が見えないものを選ぶことです。
すぐにマスターできてしまうものや、一定のゴールに到達して終わってしまう活動は、飽きが来るのも早くなりがちです。
一方で、深めれば深めるほど新しい発見があるものや、一生かかっても極められないような奥深さがあるものは、常に新鮮な驚きを与えてくれます。
「もっと知りたい」「次はこうしてみたい」という終わりのない探究心が、三日坊主を防ぐ最大のスパイスになります。
過程そのものに没頭できるか
「立派な作品が完成した」「大会で賞を取れた」などといった結果だけを目的にしてしまうと、成果が出ない時期にしんどくなってしまいます。長く続く趣味に共通しているのは、結果や完成に至るまでの過程自体が楽しく心地よいということです。
ゴールの後だけでなく、それまでの向き合っている時間すべてに豊かさを感じられるのならば、それはあなたにとって本物の趣味と言って良いでしょう。
私は小さい頃から「俳優になりたい」という夢があり、大人になってから演技のレッスンに通い始めました。もちろん、大きな作品に出演したいという目標はありますが、演技を学ぶ過程で色々な価値観について考えたり、人として成長できているように感じます。また、演技には正解も終わりもないのでどこまでも追求し続けたいと思いますし、学んでいる過程そのものがとても愛おしく感じています。
「すべき」を捨てて、自分の「したい」が原動力になっているか
「健康のために運動すべき」「教養のために読書すべき」…。そんな「べき(義務感)」から出発した活動は、いつの間にか心の負担になってしまいます。
趣味とは、誰に強制されることもなく、自分の内側から湧き出る「したい(欲求)」に従うものです。上達しなければならない、毎日続けなければならない、と言った自分へのノルマは一度手放してみてください。
「ただ、触れていたい」「ただ、やっていたい」。そんな純粋な好奇心が原動力になっているものこそが、あなたの人生をより長く彩り続けてくれるはずです。
まずは「小さく」試してみる。完璧主義を手放して一歩踏み出すコツ

つい最初から道具を揃えようとしたり、ちゃんと続けられるかと深く考えすぎて足が止まってしまうことがあります。でも、最初から「どーん」と大きな一歩を踏み出す必要はありません。
大切なのは、今の自分が心地よいと感じる範囲で小さく始めてみることです。
- まずは体験会に参加してみる
- リサイクルショップで安価な道具を購入したり、家にあるもので代用してみる
- 毎日ではなく、気が向いたタイミングだけでOKにする
- 図書館で関連書籍を読んでみる
まずは好奇心の赴くままにお試しをしてみる。その軽やかさが、結果として長く夢中になれる趣味に出会う近道になります。
もし違ったと思うのであれば、また別の扉を叩けばいいだけです。しっくりこなかったものに変に執着しなくていいように、初めはお金をかけすぎず小さく踏み出すのがおすすめです。
自分へのハードルをトコトン下げて、やってみましょう。
見つけた趣味が、たとえ三日坊主で終わったとしても、それは「自分には合わなかった」という立派な発見の一つです。
正解のない「スキ」をもっと自由に楽しもう

趣味には正解も間違いもありません。
世の中の流行や「誰かからの評価」を一度忘れて、心が動く方へ素直に手を伸ばしてみてください。
大切なのは、立派な成果を出すことではなくて、あなたがその時間に「自分らしくいられるか」ということ。
「好き」の欠片をたくさん集めて、自分がワクワクできることへの感度を高め、日々を豊かに彩っていきましょう。
