「Being」とは?何者にもなれなくても今すぐ豊かになれる、マインドフルネスな生き方

今日も一日、頑張りすぎて疲れてしまったあなたへ
今日もお疲れさまです。
今、「何かを達成すること」や「何かを手に入れること」に追われて、自分自身を置き去りにしていませんか?
他者と比較をして苦しんでいませんか?
心が疲れてしまう時は、自分自身や日々の出来事を測る「ものさし」が合っていないからかもしれません。
今回は、「Being」を大事にする考え方を分かち合えたらと思います。
お茶の時間のように、リラックスして読んでくださいね。
「Doing」や「Having」で測ると疲れてしまう

心はなぜ疲れてしまうのか。その大きな原因として、世間からの「評価」、それに伴う他者との「比較」があります。
他者と比較して劣っていると感じたり、自身が目指す姿や成果に辿り着けないと、世間からだけでなく自分自身でも低く評価し愛せなくなっていってしまうのです。自己肯定感も下がっていってしまうでしょう。
このような苦しい流れが生まれてしまうのは、ものごとを「Doing(行動・行為)」「Having(所有しているもの)」で測ってしまうからです。
Doingとは
Doingとは、すること。
わたしたちは、起きた瞬間から「〜を達成しなければならない」「〜をしないと」という”doing”に追いかけられています。マインドフルネスの世界では、「することモード」とも呼ばれています。
- スキルを磨く
- 仕事に熱心に取り組む
- 子育てを頑張る
- 良い子でいる
社会で生きていくために、「すること」は確かに大切です。時に目的を達成するためのエネルギーとなり、達成感や満足感をもたらしてくれるでしょう。
ですが、Doingばかりに意識が向いてしまうと、「〇〇をしていない自分には価値がない」と悪く評価し、心はいつの間にかすり減っていってしまいます。
もし今、あなたが「頑張っているのに、ずっと焦りが消えない」と感じているのなら、このDoingの海で溺れそうになっているのかもしれません。
Havingとは
Doingの先にあるのが、何かを手に入れること(Having)です。
Havingは「持っていること」。
- 高収入を得る
- 有名な会社に就職する
- 高級な車を所有する
- 芸能界でデビューする
これらを手に入れれば、いつか安心できるはず。満たされるはず。
そう信じて、私たちは「Having」を求めて手を伸ばし続けます。
でも、Havingには終わりがありません。一つ手に入れたとしても、上にはさらに上がいて、また次の「持っていないもの」に目が向いてしまうからです。
「これを持っていない自分は、まだ不完全だ」という感覚は、安らぎを奪ってしまいます。
外側にあるものをどれだけ集めても、内側の空虚さが埋まらないのは、「Being」を忘れてしまっているからかもしれません。
Being(存在そのもの)に目を向けよう

私たちは生まれてからずっと、何も成し遂げられていなくても尊い存在なのです。
評価や成果ではなく、あなたという存在・姿勢(Being)に目を向けてみませんか。
Beingとは
Beingとは、何かをなし遂げたり、何かを手に入れたりする前の、まっさらなあなたの存在そのものです。
Beingは、誰もが生まれた時から与えられています。
マインドフルネスの世界で大切にされているこの価値観は、「条件なしで、今の自分を認めること」を意味します。「あることモード」とも言われています。
- 仕事で失敗してしまった自分
- 何も自慢できるものを持っていない自分
- 焦りや不安で心が波立っている自分
そんな「不完全な自分」で合っても、「ああ、今の私はこう感じているんだな」と否定せずに受け入れる。
それがBeingの始まりです。
Beingは空にかかる「月」にも似ています。
社会的な役割(Doing)を脱ぎ捨て、持ち物(Having)を全て手放したとしても、「ただ、ここにいる」というだけで、あなたはすでに完成された尊い存在なのです。
なぜ私たちは「Being」を見失ってしまうのか
私たちは、生まれた時から「評価されること」に慣れすぎてしまったのかもしれません。
子供の頃は、ただそこに居るだけで喜ばれていたはずなのに、成長するにつれてDoingやHavingの結果で価値を測られるようになります。
社会に出れば、その傾向はさらに強まります。「何ができるのか(スキル)」「何を持っているのか(キャリア)」という、目にみえる数字や成果ばかりが重視される世界。そこでは、ただ呼吸をし生きている「Being」は、まるで見ないもののように扱われてしまいます。
さらに、現代はSNSを通じて、他人の「Having」が嫌でも目に入ってくる時代。
誰かのキラキラした日常と、今の自分を無意識に比べては、「私はまだ何も持っていない」「もっと何かしなきゃ」と焦りを感じてしまう。この欠乏感こそが、私たちのBeingを曇らせる正体です。
(キラキラしているように見えたその人も、見せているキラキラは一部で、もっと別のHavingに飢えているのかもしれません)
こうして、私たちはいつの間にか「条件付きの自分」しか愛せにくくなっているのです。
「頑張っている自分なら好きになれるけれど、何もできない自分には価値がない」
そんなふうに自分をジャッジし続けているうちに、ただそこに存在するだけの自分という大事な土台を見失ってしまうのです。
あなたは、ただそこにいるだけで尊い存在です。
Beingの本質は、「存在していることそのものに価値がある」と気づくことです。
道端の花がそこに在るだけで美しいように、あなたも、何かを成し遂げる前から十分に美しく、尊い存在なのです。
「今のままの自分でいい」
そう心から思えた時、外側がどれだけ騒がしくても、厳しくても、あなたの中には静かな平穏が訪れます。
【実践】日々が豊かになる「Being」の見つけ方と習慣
Beingの大切さをわかっていただけたでしょうか。
ここでは、豊かに過ごすためのBeingを見つけ方と自分を大切にするための習慣をご紹介します。
DoingとHavingをBeingに転換してみる

DoingとHavingが先にあると、「Doing または Having ではない状態の自分はダメだ」と苦しくなってしまいます。
Beingを常に持った状態であれば、DoingやHavingが達成できていてもいなくても、常に心も元気でいられます。
DoingとHavingを持ってはいけないわけではありません。
大事なのはその順番だと思うのです。
Being、Doing、Havingを適切に持ち、自分を愛せる状態をキープしつつ夢や目標にも前向きに進んでいけるように、以下のステップで整えてみましょう。
ステップ1:素直にDoingやHavingを書き出してみる
まずは、DoingやHavingの願いを素直に書き出してみましょう。
言語化してみることが大事です。欲張りになっても大丈夫です。
ここでのポイントは、「〜すべき」ではなく「〜したい」を書くことです。
世間の目を意識した願望ではなく、あなたの中にある心からの願いを書いてください。
欲張りでOK!現実的な制約などは置いておいて、心から手に入れたいという願いを思いのまま書き出してくださいね!
例)
「カウンセラーの資格を取るためにもっと勉強したい」
「自信を持てるだけのスキルや収入が欲しい」
ステップ2:感情を抽出する(なぜそれが欲しい?)
ステップ1で書き出した願いが叶ったときに、心で何を感じたいのかを深掘りしてみましょう。
「安心したい」「自由でいたい」「誰かに認められてホッとしたい」など、体感レベルの感情を見つけるのがコツです。きっと、シンプルな言葉を抽出できると思います。
例)
「カウンセラーの資格が取れたら、どんな気持ちになる?」
⇨「自分に『もう大丈夫だよ』って言ってあげられそう」(自分で自分を認めたい)
「収入が増えたら?」
⇨「未来への不安が消えて、ゆったりした気持ちで過ごせそう」(=安心したい)
ステップ3:在り方の「先取り」をする(Beingへの転換)
ステップ2で出た感情を、「今すぐなれる、この瞬間の自分の姿勢」に置き換えてみます。
ポイントは「〜になったら幸せ」ではなく、「今この瞬間、その自分で在る」と決めることです。
例)
変換前:「資格を取りたい(Doing)」
┗そこには「安心したい」という気持ちがある(ステップ2)
⇨
変換後:「今のままの自分で、誰かの話に耳を傾ける”優しさ”をもつ人として在る」
変換前:「月収50万円欲しい」
┗そこには、「嫌な仕事をせず自由でいたい」「大切な人に好きなものを贈れる豊かさが欲しい」という思いがある(ステップ2)
⇨
変換後:「私は、自分の価値を信じ、周りにある豊かさを味わいながら軽やかに在る」
ステップ4:そのBeingを常に持って過ごしてみよう
Beingが見つかりましたね。
DoingやHavingの奥には本当の願いが隠れていて、その願いは今から先取りして「姿勢」として持っておくことができるのです。
面白いことに、Beingを持って過ごしていると、DoingやHavingの結果がより豊かに入ってきやすくなります。
例えば、欠乏感に満ちたBeingで稼ごうとすると、「お金がない、なんとかしなきゃ不安」という焦りから本当に成し遂げたいものではない方法に出てしまったり、「稼がなきゃ、稼がなきゃ」とお金にしか目が行かなくなってしまいます。
「私にはすでに豊かさがあって、この豊かさを誰かに分けよう」という豊かなBeingを持った状態で仕事をすれば、よりその言葉や仕事に説得力が生まれ、結果的に信用や収入、ファンにつながっていくのです。
ぜひ、豊かなBeingを持って過ごしてみてくださいね。
DoingとHavingは捨てなくていい!大事なのはBeingを土台にすること
最も大切なのは、「DoingやHavingは捨てなくていい」ということです。
Beingが土台にあれば、それだけで自分自身の価値を認め、自分を愛することができます。
その状態であれば、DoingやHavingの達成・未達成に関わらず、豊かな状態で過ごすことができるからです。
そのBeingの地盤が築かれたあなたの状態で、DoingやHavingのために何かを積み重ねていくことは、あなたを成長させてくれるでしょう。
見てみたかった景色が見れたり、その先に叶えたいものが見つかるかもしれません。
でも、Beingがあるからそれが叶えられなくても心の豊かさは保たれる…
Beingはあなたを無敵にしてくれるのです。
①Beingを土台に「今のままの私で大丈夫」と感じ、
②その上でDoingを楽しみ
③Havingを手に入れて
より豊かな毎日を送ってください!
Beingが満たされた瞬間を日記に記録する

あなたが幸せを感じられるBeingが分かりましたね。
そのBeingが満たされたな、と感じる瞬間をぜひ毎日記録してみてください。
些細なことで満たされることに気づけるはずです。
夜寝る前に、その日のBeingが満たされた瞬間を書き出してみると、ポジティブな気持ちで1日を終え、ポジティブな気持ちで翌日をスタートすることができます。
Beingを胸に、日々を紡いでいこう
いかがでしたでしょうか。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
あなたがあなたのままでいいということ、
DoingやHavingの奥にはあなたの真の願いが眠っていて、その願いは今すぐ「姿勢」「在るということ」を通して満たしていくことができるのだと、気づいていただけたなら嬉しいです。
さあ、Beingを土台に置いて、満たされた日々を送ってくださいね。
