簡素で豊かな生き方

tsumugi

あなたにとっての「豊か」は何ですか?

突然ですが、「豊かさ」と聞くと何を浮かべますか?

お金があること
豪華なものをたくさん持てること
素敵な人間関係を築くこと
好きな仕事ができること
…?

ひとつ確かなことは、「豊かさ」とは単に物質的なものではなくて、「心が満たされた状態」を意味するということ。
そして、その豊かさがどんな状態かは、人それぞれ違うのだと思います。

では、あなたにとっての「豊か」はどんな状態ですか?
じっくりと向き合ったことはあるでしょうか。

「簡素で豊かな生き方」がどんなものか、そしてそんな生き方をするにはどんな姿勢を持っていくといいのか、話してみたいと思います。
あなたオリジナルの「豊か」を考えるきっかけになれば幸いです。

「簡素な生き方」とは、自分の“掟”に従って生きていくこと

では、簡素で豊かな生き方について考えていきます。
辞書を引くと、「簡素」「豊か」は次のように定義されています。

簡素:むだがなく、単純で質素なこと、また、そのさま。
豊か:満ち足りて不足のないさま、十分にあるさま。

一見、矛盾しているように見えますが、実はそうではないのではないかと思うのです。
「無駄がなく、不足もない」=ちょうどいい
自分にとって”ちょうどいい”状態というのは、とても居心地が良いと思いませんか…?

「簡素な生き方」とは、心の豊かさを感じられるものごとを選び、それ以外のものはできるだけ捨てる生き方です。

つまり、世間の常識、他の人の価値観、思い込みといった「むだ」なものをなくし、
自分の幸せにつながっていることに意識を向けてみるということ。

簡素な生き方は、“豊かになること”に対して、「むだがなく、単純」な生き方なのです。

簡素な生き方をするためには、揺るがない「掟」が必要です。
ここでいう「掟」とは、自分なりの豊かさをはかるための「ものさし」ともいえます。
働き方、夢、趣味、服装、時間の使い方、お金の使い方、人との付き合い方、などなど、一つ一つのカテゴリについて自分なりの「スタイル」を見つけていくことが、簡素で豊かな暮らしに繋がっていくのだろうと思います。

ただ、全てを自分の願望通りにできるわけではないのが、現実というものでしょう。
コントロールできる範囲の現状は、簡素で豊かな日々に近づくために変える試みをしてみる。
一方で、自分の力ではコントロールのできない社会情勢や環境などは、変えられないものだと受け入れる。
自分ができることに集中して掟に近づこうとすれば、その一歩一歩が積み重なって、今のあなたよりも生きやすく、豊かな日々を送れるようになると信じています。

『わたしの編集室』では、「簡素で豊かな生き方」を実現するためのヒントを発信していきます。
ぜひ、これからもここに来ていただけたら嬉しいです。

ABOUT ME
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「わたし編集室」オーナー
「簡素で豊かな生き方」をテーマに、 自分との向き合い方・暮らし・お金・時間・セルフケア・自己実現など、たしかな“わたしの人生”を紡ぐための発信をしています。 私も 「私らしくない」「なんだか生きづらい」という感覚に悩みながらも、自分と向き合い続けてきました。 そしてようやくたどり着いたのは、自分と向き合い、「掟」を決め、それに従って日々をデザインしていくという生き方。 ここでは、「すます」「編む」「紡ぐ」という3つのステップとしてお届けします。 「こうありたい」という思いがありながらも立ち止まってしまっている誰かの道しるべになれたらうれしいです。 迷ったときは、いつでもここに来てください。
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